不動産投資用語は難しい用語ばかりです。今回は「インスペクション」についてです。
映画にありそうな用語ですが、一体不動産投資用語「インスペクション」とはどのような
意味なのでしょうか?
インスペクションとは
インスペクションとは、プロによる建物状況調査のことを指します。
物件・建物の劣化状態・欠陥があるかどうかなど、建物のコンディションを診断してくれます。またアドバイスもして頂けるようです。
インスペクションの実施は義務づけられるわけではないようです。
特に中古物件は「質」の部分を判断しにくいです。それをインスペクションの活用することで、「質」の部分を把握しやすくします。結果的に不動産投資業界で中古物件自体の流通が回ることになります。
不動産個人投資家は建物の状態に応じた価格で安心・納得して物件購入することができます。
売却時にもインスペクションの効果で引渡後のトラブル発生のリスクを軽減できるというメリットがあります。
国土交通省のガイドラインによると、検査対象は目視が可能な範囲を中心のようで、建物の性能が100%保証されるているというような性質のものではありません。
インスペクションの費用に関しては、どっちが負担をするのかというのはあいまいなようです。
まだまだ不動産投資におけるインスペクション活用は定着していないというのがあり、今後どうなるかわからないようです。
不動産個人投資家にとっては、物件を選ぶ選定材料のひとつになると思います。また保有物件もインスペクションをすることのよって価値が出てくるかもしれません。他の物件との差別化戦略を取るためにもインスペクションが活用できるかと思います。