不動産投資において「キャッシュフロー」という言葉は頻繁に使われています。
また企業の決算書を見る際も注目するべき点としてキャッシュフローと言われています。
今回はキャッシュフローについて見ていきます。不動産投資についてのキャッシュフローとはどういう意味なのでしょうか?
キャッシュフローとは?
キャッシュフローとは一言でいうと「現金の流れ」となります。
不動産投資だけではなく、通常のビジネスでもキャッシュフローは頻繁に使われています。事業によって得られた収入に対して、外部への投資資金や運用経費などの現金支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことをキャッシュフローと呼んでいます。
明確には資金の流入をキャッシュイン(キャッシュ・インフロー)と呼び、資金の流出をキャッシュアウト(キャッシュ・アウトフロー)、その双方を合わせてキャッシュフローと言います。
企業においてキャッシュフローは会計基準が変わっても変らないため、事業の収益性を判断するうえで重要な役割を果たします。
不動産経営で考えると、賃料などの継続的に入ってくるインカムゲインと、売却で得られるキャピタルゲインの総和のことを指しています。
キャッシュフローを活用した分析をキャッシュフロー分析(CF分析)と言います。
資金の流れに着目したものです。現金の入金・出金の事実から資金の増加・減少をとらえることができます。これは不動産投資だけではなく、企業への株式投資においても同じことがいえます。
また個人の生活においても常に収入と支出を繰り返しているのでそれもしっかりまとめると
キャッシュフローがでてくると思います。
不動産投資においてキャッシュフローを重視するということは合理的に判断できるため
とても重要なものです。