不動産投資をしている投資家の方で「法人」にする人がいます。
法人するということは株式会社とするということでしょう。
きっと法人化した方がメリットあるので法人化しているかと思います。では不動産投資の
法人化するメリットを見ていきましょう。
2つのメリット
不動産投資を法人化するメリットとして「節税」「融資」の2つメリットがあるようです。
節税の部分で考えると、一定の所得水準を超えた段階で会社員・サラリーマンとして不動産投資をするよりも法人化する方が有利になるようです。
一体いくらからなのか?というとこれは目安で給与と不動産投資の収入を合わせて1,000万円以上になるレベルと言われています。
現在の日本の考え方が「個人は増税して法人は減税」という傾向がみられます。
なので1,000万円以上の場合は、法人化した方が納税額を抑える事ができて節税が可能になるようです。
不動産投資の法人化メリット「節税」
会社員、サラリーマンとして不動産投資で得た収入は、本業の給与収入と合算されて課税されます。
所得税は「累進課税」となりますので、所得額が多ければ多いほど税率が高くなる構造になっています。
例えば、所得金額が900~1,800万円以下のになると、税率は33%となります。
1,800~4,000万円以下では40%とのころ。なかなか税金をもっていかれますね。
そこで法人化して不動産投資を行うようにすると、不動産投資での収入は「法人税」として払うことになり、中小法人なら年800万円以下の収入の場合15%、それ以上であれば25.5%となっています。
※法人の形態にもよりますし、時代によって変動はあるようですが。
不動産投資の法人化メリット「融資」
不動産投資をしている人は多くの物件に投資をしています。
なので続けて不動産投資をする為に物件が必要な場合、さらに資金が必要です。
徐々に融資残高も減ってきている状態だと思います。
そこで選択肢として「融資」というものがあります。
個人の不動産投資家の場合は、物件数に比例して融資の審査基準も厳しくなります。
思うように融資が受けられない状態が続くとモチベーションも下がるかと思います。
そうならない為にも法人化することでその融資のハードルを下げることができ
個人に比べて融資しやすくなります。その分色々と準備ややることは多くなりますが。
となるように不動産投資で法人化している人はまず不動産投資に成功している人と考えてもいいでしょう。まずは不動産投資で法人化したほうがいいかなと思うぐらいに取り組んでいきたいと思っています。