「負債」という言葉はマイナスなイメージがあります。
不動産投資においても負債という言葉を多く聞きます。一般的には借金をするようなイメー
ジですが、投資家として、不動産投資家としての「負債」の考え方というのはどのようなこ
となのか見ていきましょう。
負債の考え方
不動産投資はいわゆる経営と同じと言われています。
経営する上で「資産」「負債」という2つのものを考えていかなければいけません。
「資産」は、保有しているだけでお金を入れてくれるもののこといいます。
不動産投資用の場合、家賃収入であれば毎月安定したお金が入ってくるので
「資産」です。株式投資などの証券なども配当金を貰えるので「資産」と言えます。
土地に関しては人や企業に貸していれば資産となりますが、固定資産税がかかるので
放置しておくと「資産」ではなく「負債」となってしまいます。
まずこういった資産の視点は重要のようです。
お金を奪っていくものが「負債」です。特にマイホームは住宅ローンの返済と固定資産税に
よってお金を奪っていきます。なので「負債」となります。車やクレジットカードも負債で
しょう。ですが「負債」にも「プラスな負債」と「マイナス負債」が存在します。
消費目的での「マイナス負債」と言っていいでしょう。
「プラスな負債」は投資目的での「負債」です。自分の負債以上の価値を生み出す負債は
「プラスな負債」と言っていいでしょう。まさに投資です。
まず不動産投資家として成功するためには、この「プラスな負債」である判断をしっかり行
う、できるようにするということが大事です。
不動産投資を行う前に自分が「マイナスな負債」をしていないかどうか振り返っておくと
いいでしょう。